灰の街
その角度360°円周率3.14
その丸い世界の上で誰にも端っこには寄せないよ
あの雪が降る国も常夏の国も春画秋冬の我が国も
僕は今は…灰の街を歩く
7時18分に電車が来るそこで2時間後には会社付近で待機
平凡と名付けた毎日が明日から灰色に変わる時
人はどう抵抗するだろうそんな頭な輩
最近はADDっつって注意力散漫してる
病気のせいにして逃げ道作ってる
そんな自分は自分じゃないそう思った
やっぱ色んな事投げやりになった
このまま終わると思って賭けた人生に意味を
費やした日々もバカらしくなって行く
途中で気づいた俺にしかできないことがあるって
鳴り響く音の中で言葉が波に乗る感覚で
俺は俺しかできないその出来ないことに
全てを賭けて行く体張るボロボロになっても
表情1つ変えない精神と芯を曲げないように
責められる責任の取り方も知らぬが仏
知りすぎた世界に取り残されても良い
あの人の思いが伝わるというのであれば
それで俺の役目は果たされたこの街と心中しよう
good bye灰色に染まり行く街よ
世界の果てまでも行ってみたい
行けなかった領域に足を踏み込み
踏み込んだ先は天国か地獄かはさておき
行く事に価値を見出したいと願う
不安は募り募れば山となり崩れる瞬間に
人は崩壊する…それを幾度となく見てきた
手を差し伸べる術を手に入れる前に往ってしまった人達へ
無力な自分は自分じゃなく終わっていた
指咥え茫然としてた日々…辛酸に浸る漬物の様
いつでも拾い上げてくれあの辛い過去からの
タイムメッセージだ「今を生きろ」
夢破れた時その時に人は一度絶望するけど
その絶望乗り越えた時人はまた夢を見る
その時に身につけた復讐心や嫉妬心
心に点火する火の威力を増して
また歩み寄ればいい
今でもこーやってポエトリーリーディングやってる自分を褒めてやりたい
投げ捨てられなかった詩の朗読は
今人を救う唯一の手段だとして
初めて俺の歌で泣いてくれたあの子へ
鳴り響く音の中で言葉が波に乗る感覚で
俺は俺しかできないその出来ないことに
全てを賭けて行く体張るボロボロになっても
表情1つ変えない精神と芯を曲げないように
責められる責任の取り方も知らぬが仏
知りすぎた世界に取り残されても良い
あの人の思いが伝わるというのであれば
それで俺の役目は果たされたこの街と心中しよう
good bye灰色に染まり行く街よ
あれから何年が経つと
聞こえて来る声と聞こえなくなった音
もうこれが現実だと見計らって
次の手段を練る