春の嵐

どれだけ自分らしく居られるのかなんて

自分自身ですら迷いまくって消えて無くなって

探してたものは見つかりましたか?って

問われた時に即答できず狼狽えた情けない自分

住み着いた悪魔が心の半分を占めていたと

今更気づいたのに手遅れなんて言わないで

 

羅針盤の上の針が記す方向に行ったって

本当の道とは思えないから後ろ振り返り

戻るように歩く醜い自分と鉢合わせして

廃れていく心と好奇心の対立に抑えられない

 

もどかしい程

飽きられる程

道しるべが無くても

この目信じて歩み寄りたい

戻れない頃に

戻りたい念を

韻を踏んででも行く

影を踏まれても行く

有り余る力と

持て余す力を

その分全力でやりなさい

その位貴方らしく居なさい

 

どれだけ自分殺したとしても

社会に溶け込めないから消えて欲しくない

貴方に言われた自分の心

それを直視できないまま

大人になってしまったと

教科書やネットには書いてないと

今になって気づいたんだ

現れて消えて廃って劣って

劣等の思い消えることなく

歪ませていく表情の中に支離滅裂

 

春の陽気に促されながら

桜吹雪の中現る自分に怯えながら

本来の力取り戻した時には

この自身はどこからくるでしょうか

 

やりきれない思いも

負けたくない思いも

全て平等で等しく成り立つと

どこかで言われた気がするから

花びら掴んだ右手を

この手握った左手に

託す事が出来る日が来ると

いつでも待ち望んでいるから

切ない思いで尖らせた

刹那の感情が解き放たれても

僕は僕でそう言える日を

ずっと待ち望んでるから

 

怖さに怯えてた淡い少年よ

失う怖さを覚えた少女よ

その思い忘れずにポケットに入れておきなさい

目は嘘をつかないから

その目に映る真実を見抜きなさい

心の目にある自分は

どう映っていましたか?

春の夜明けに貴方の歌を聴きたいと

願い続け僕は僕で居続けるから

 

もどかしい程

飽きられる程

道しるべが無くても

この目信じて歩み寄りたい

戻れない頃に

戻りたい念を

韻を踏んででも行く

影を踏まれても行く

有り余る力と

持て余す力を

その分全力でやりなさい

その位貴方らしく居なさい